君に捧げるラブソング

今年で僕も52歳になりました。

この歳くらいになるとみんなそうなんでしょう、きっと
「お別れ」の機会が増えてきますね。悲しい事ですが・・・

「最後かもしれないので見舞いに来てやって下さい」なんて話・・・えっ!と驚くよね
もちろん「行かなくちゃ」と思うんだけど、反面「遠いところに住んでる僕が突然顔を見せると何か感じてしまうんじゃないかと不安に思う。
ずっと会ってなかった友人とかもそうだ。
そういう時は、決まって「出張で近くに来たら、入院中と聞いたので・・・」みたいな

「最後かもしれない」なんて言われると、とにかく伝えたい事は、「ありがとう」とか感謝の気持ちになっちゃうんだけど・・
そんな事を口にすると「なんでそんなことを?」と思われるので、具合はどうですか?みたいな話しか出来ない。

それで決まって、話がつながってないような・・・心がなにかつながらないような・・・
もどかしい。なんとももどかしい気持ちになってしまう。

相手は会話するのも大変なくらい辛い状態だし。こちらもどこかに本当の感情を押し込めて会話してるしで、まともな会話になる訳がないんだよね。

なるべくそんな悲しい場面を経験したくはないので、周りの人には健康で長生きして欲しいと願う。そう。自分も含めてね😓

話が長くなってしまいましたが、

僕にとってこの「君に捧げるラブソング」は、そんな「なんと表現していいかわからないあの気持ち」を思い出させる唯一の曲です

実際、この曲は病に倒れた岡林信康さんの友人に、捧げた曲だといいます。

先ほど書いた”もどかしい会話”の部分が、

なにか二人遠くなる。目の前にいるというのに・・

という歌詞に表れていると思います。

せめて、君の為に歌を書きたいけど、もどかしい思いが、うまく歌にならない
今、書き留めたい歌、君に捧げるラブソング

”うまく歌にならない” そんなとき、凡人なら「やっぱり歌になんか出来ない」とあきらめてしまいそうだけど、 ”うまく歌に出来ない” という気持ちをそのままを歌詞にして歌っているところが、なんか凄いところだと思いますね。

「君に捧げるラブソング」は、聞けば聞くほど、心にジワジワ染み込んでくるラブソング。
上手く素直に感謝を伝え切れなかった人を思い出します。

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