オリジナル曲 「Hey! Junkie(ヘイ!ジャンキー)」

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きっかけ

この曲は、冒頭のリフが最初に生まれた。
ある日、「マーヴェレッツ」という米国の女性コーラスグループのアルバムを聴きながら、そのまま眠りについたんだ。

すると朝方、夢の中でこのリフが何度も何度も流れてきて。
目が覚めてもはっきり覚えていたから、忘れないうちに慌ててメモ代わりに録音した。

「マーヴェレッツのアルバムの中のフレーズだったのかな?」と思って、あらためて聴き直してみたけど、同じフレーズはどこにも見当たらない。
じゃあこれは自分の中から出てきたものなんだろう、ということで、このリフをモチーフにして曲として完成させた。

こんな経験をしたのは、後にも先にもこの時だけ。
今振り返っても、不思議な体験だったなと思う。

みんなも、こんな経験あるのかな?
普段から作曲に悩んでいる人は、無意識のうちにずっと音楽のことを考えているから、夢にまで出てくるのかもしれないね。

ただ、曲の雰囲気としては、確実にこれらの曲の影響を受けていると思う。

▼出だしのリフが似てる?

▼曲全体が似てる?

メロディは先に出来ていて、そこに適当な言葉を当てはめながら作っていたんだけど、
その中で「ジャンキー」という言葉のハマりが妙に良くて。

その瞬間、ある一人の人物のことを思い出して、
「この人をモデルに歌詞を書こう」と思い、そこから一気に仕上げた曲なんだ。

DTMメモ

繰り返されるリフは、当初はオーバードライブギターで鳴らす予定だった。
でもプラグインのシンセが増えていくうちに、「せっかくだからシンセを使ってみたいな」と思うようになって
(要するに、シンセを曲に使いたかっただけという素人DTMerのミーハーな理由😂)

いろいろなプラグインシンセを試したものの、なかなかイメージに合わず、
最終的には無料でもらったUADの「PolyMAX Synth」のプリセットを調整して、この音に落ち着いた。

薄くハーモニカの音を重ねたのも、結果的には良かったなと思っている(完全に自己満足だけど)
ボーカルは、自分の声よりも Synthesizer V の Ryo のほうが合いそうだと感じて、最初から Ryo に歌ってもらった。

個人的な思い入れ

聴いてもらえれば分かると思うけど、この曲は決して「ジャンキー」を揶揄するための歌ではない。
かといって、「ジャンキーって格好いいよね」と持ち上げるような歌でもない。

これは、ジャンキー本人と、その周りの人たちの悲哀を歌った(つもりの)曲だ。

この曲のモデルになったのは、身近にいた人物。
それが誰なのかは、あえて言う必要はないと思っている。

普段は大人しい性格なんだけど、酒が入ると人が変わったように気が大きくなり、暴れ出すこともあった。
趣味はギャンブル。でもいつも負けてばかりで、お金がない。
生活費まで注ぎ込んでしまう。

定職というものがなく、たまに季節労働者のようにどこかへ出かけて行っては、すぐに辞めて戻ってくる。
言ってみれば、「愛嬌のない寅さん」みたいな人だった😂

突然亡くなったと聞いたときは、正直信じられなくて、
「いやいや、まだどこかの街でウロウロしてるんじゃないの?」なんて思っていた。

もちろん、良い思い出もたくさんあるし、
いつも心のどこかで「何かをきっかけに、生まれ変わってくれるんじゃないか……?」と願っていた。

彼は確かに生きていたし、僕の中にいろいろな感情を残してくれた。
人格形成という意味でも、少なからず影響を受けていると思う。

その絆を、こうして曲という形で残せたこと。
それは、自分にとって少し特別で、素直に嬉しいことだった。

▼Hey!Junkie(ヘイ!ジャンキー)