DTM用のアンプシミュレータプラグインの話。
これまで自分は Positive Grid の BIAS FX 2 を使っていたんだけど、
最近ちょっと印象が変わってきた。
他の無料で試せるアンプシミュレータと比べると、
「あれ?なんか音、細くない?」
と感じることが増えてきたんだよね。
ちなみに自分が使う音は、ほぼクリーン~クランチ止まり。
なので、用意されている大量の歪み系プリセットの中で
実際に使えるのはほんの一部、という状況。
他のアンプシミュレータも似たようなもので、
どうしても歪み系が中心になりがち。
ツマミをいろいろ触って調整はしてみるものの、
なかなか「これだ!」という音には出会えず…。
TONEXを知ったきっかけ
そんなときに知ったのが TONEX。
ユーザーが実機の音をキャプチャーして登録したプリセットが
TONE NET に大量にあって、しかも使い放題らしい。
「それって、クリーン系も選び放題ってことじゃない?」
と一気に興味が湧いた。
しかも、ユーザーが実際に持っている機材の音を
キャプチャーしたものだから、
メーカー製プリセットとは違うリアルさがありそう。
これはちょっとワクワクするよね。
というわけで昨年末、ブラックフライデーのタイミングで
IK Multimedia の TONEX を購入。
MAX版ではないけれど、
TONE NET が使えれば十分だろう、という判断だった。
問題発生
ところが。
インストールして起動してみたら、
楽しみにしていた TONE NET にまったく繋がらない。

エラー表示が出たまま、うんともすんとも言わない。
「え、ライセンス問題?」と思って
IK Multimedia のサイトにログインして確認してみたけど、
ライセンスはちゃんと付与されている。
TONE NET のアカウントも作ってあるし、
ブラウザでログインするとプリセット一覧も普通に見られる。
アプリを再起動してもダメ。
これはちょっと困った……。
これで解決
結論から言うと、解決方法は意外とあっさり。
IK Multimedia のインストーラーアプリ
「IK Product Manager」から Reinstall を実行するだけ。以下詳細

IK Product Manager で
「TONEX」の右側にある Installed をクリックすると、
ドロップダウンメニューに Reinstall が表示される。
これを選んで実行。
自分の場合はこれで、
あっさり TONE NET に繋がるようになった。
拍子抜けするくらい簡単だった。
使用した感想
率直な感想。
めちゃくちゃイイ。
ファクトリープリセットも十分な量とクオリティだけど、
やっぱり真価は TONE NET。
ユーザープリセットの数がとにかく多くて、
しかも選んだ瞬間にすぐ音が確認できるのが快適すぎる。
ただ、ある程度試していくと
「これ、全部チェックするの無理だな……」
と悟ることになる(笑)
それでも、
クリーン系プリセットがここまで充実しているのは
このプラグインならではだと思う。
好みの音もいくつも見つかったし、
結果としてはかなり満足している。
Cドライブ容量が少ない人は注意
ひとつ注意点。
IK Multimedia 製プラグイン全般に言えることだけど、
TONEX はインストール時に
問答無用で Cドライブに約5.6GB データが入る。
自分のノートPCは空き容量がギリギリだったので、
これは正直ちょっと痛かった。
できれば、
ファクトリープリセットの保存先を
別ドライブに指定できるようにしてほしいところ。
それと、TONE NET からダウンロードしたデータも
デフォルトでは Cドライブに溜まっていく仕様なので注意。
気づかないうちにダウンロードしすぎて、
いつの間にか Cドライブがパンパン、
なんてことになりがち。
自分の場合、保存先はここだった。
C:\Users\ユーザー名\Documents\IK Multimedia\TONEX\Backup\ToneModels
もしデータが溜まりすぎたら、
別ドライブにフォルダごと移動して、
TONEX 画面左側の
「+Add New Folder」からフォルダを指定すれば、
そのまま使えるはず。

それではまた。
