最初のとっかかりは、この曲でした。ライ・クーダーの「The dark end of the street」
この曲を最初に聞いたのはブルース関連の映画だったと思う。
スライドギターが、格好良くも物悲しくて、素晴らしい楽曲だと思いました。
ライ・クーダーの曲ってこういう感じの曲がたくさんかと思ってCDを買ったら、そうでもなかった😓
この曲ばっか、聞いてましたね。
長い間、ライ・クーダーオリジナルのインスツルメンタルだとばかり思っていたんだけど
Youtubeでライ・クーダーのライブ動画を見たところ、歌ってる人がいて「歌詞があるのか!?」と驚いた。
それから、この曲のオリジナルを探す長い旅が始まったんですね!
アレサ・フランクリンも相当イイ!けどこれもカバーだった!
そしてついに判明!
オリジナルは ジェイムス・カー(James Carr)!!
オーティス・レディングみたいだと最初思いました!
楽曲もバックの演奏も良く似てるし、
なにより、ふくよかで力強く暖かいその声も
でもオーティスの二番煎じかと言われると、断じてそうではない!
オーティスと肩を並べるくらい偉大なソウルシンガーなのだ!
特にこのアルバムは素晴らしい曲ばかりが詰まっている
ディープソウルミュージックの名盤です。
ジェームス・カーはどういう人なのかあまり情報がないけど、僕はこのブログで彼の人となりを知りました。
彼は、一度も学校教育を受けることなく育ち、文盲だったとは。。
父親は牧師で、貧しくて学校に通えなかったというわけでもないので、おそらくは読み書きの機能障害があったのではないかということですね。
そういった障がいへの認識の低い当時の事。周りに理解されず、「なんでこんなことが出来ないんだ!」と責められたりしては、本人も相当辛かったのではないでしょうか。
その影響か後年もうつ病を抱えていて、ライブ活動もあまり得意ではなかったようです。
なんかそういうことを考えると余計に哀しみを帯びた声に聞こえてしまいますね~
それでは聴いてみましょう!本家本元。やっぱりこれが最高です!
「The dark end of the street」
通りの奥の暗がり
僕らはいつもそこで逢う
いけない事と知りながら物陰に隠れて
罪を隠して、暗がりに住んでいる
君と僕
通りの奥の暗がり
君と僕
時は、犠牲を求めるだろう
奪った愛の代償を
罪深いことは、分かっている
でもこの愛は強くなるばかり
愛を盗んだんだ。通りの奥の暗がりで
いつか僕らは、見つかるだろう
いつか僕らは、見つかってしまうだろう
人はいつか二人の愛を見つけてしまう
Oh! いつの日か
君と僕
通りの奥の暗がり
君と僕
そして明るい昼の時間が訪れて
二人が偶然にも、ダウンタウンで
出会ってしまったとしたら
通り過ぎよう。そのまま何事もなく
Oh,darling 泣かないで
今夜、逢おう
通りの奥の暗がりで
先にメロディを知って、後から歌詞を知ると意外だったり、イメージと違うなぁと思ったりすることもあるけど、この曲はなんか納得しましたね。
昨今、”文春砲”とか言われて、恐れられてるけど、スキャンダルで追っかけられてる芸能人にこそ、テレビで歌って欲しい曲ですね!
こんばんは^^
ジェームス・カーという方はあまり知らないのですが、
曲を聴いた時になぜか懐かしい気持ちになりました~
やっぱりすごいソウルシンガーですね。
全盲で辛いこともあったことだと思います。
だからこそ、心に響く歌が歌えるのかな…と
カバーの曲もよかったです。
心から歌っている音楽って感動ですよね^^♪