DTMの話ですが、僕はオリジナル曲でもカバー曲でも、1曲を完成させるのに3ヶ月くらいかかってしまいます。(長い!)
手が遅いのもありますが、仕事の合間にやっているので、まぁそんなものかもしれません。
とはいえ「もっと早くできないかな〜」とは、いつも思っていました。
そんな中、最近 楽曲生成AI の紹介動画などを見ていると、
ものの数秒で2曲作れちゃうんですよね。
初めて見たときは、本当に衝撃を受けました。
「いやいや、大した曲にはならないでしょ😏」
そう思っていたのですが…いや、ちゃんとした曲なんです。普通に良い。
もはや、人が作ったのかAIが作ったのか区別できない。
そもそも、そんなことを気にしながら曲を聴く人ってほとんどいないですよね。
そんなことを考えていると、
「これからの音楽ってどうなるんだろう?」
と考えることが増えてきました。
いろいろ妄想しながら考えてみた結果、
こんな結論にたどり着きました。もちろん素人考察です。
■結論
楽曲を購入する人が激減し、音楽業界の市場は縮んでいく
※ただしライブ市場は残る
■前提
これまで消費者が楽曲にお金を払っていたのは、
「曲が完成するまでの労力を何となく知っていた」から、その対価と理解していた
(作詞家、作曲家、編曲家、歌手、スタジオ、演奏者、広告宣伝、流通…など)
無料AIで作られた曲には、お金を払いたくないという心理が働くのでは・・
これを前提とすると、こんな未来になるのでは…?
■過程(予想)
▼数秒で曲が出来るため、膨大な楽曲が世の中に溢れる
▼SNSは「聴いて!聴いて!」であふれ、誰でもアーティスト状態
▼消費者は、無料で作れるものにお金を払いたくない(自分でも作れる)
▼AIと人間の曲の違いは分からなくなる
→「人が作りました(証明不可)」では付加価値とならない
▼消費者は、気に入った曲を集めて聴くだけで十分になる
▼楽曲そのものの価値が薄くなる(価値=労力)
▼AIサービスに課金する人が減る(大量生産しても曲が売れない。商売にならない)
→楽曲生成AIのビジネスが赤字になる
▼無料楽曲生成サービスだけが広告費で継続
▼著作権登録している新しいヒット曲は減り続ける、著作権ビジネスは縮小
▼音楽市場はしぼんでいく・・
以上、楽曲生成AIが憎くて書いているわけじゃありません😂
でも僕は今後も楽曲生成AIは使いません(ポンポン作れる早さは羨ましいけど)
例えるなら…
「サッカー大変でしょう?今はロボットでもサッカーできるんだから、任せれば?」
と言われているような感じ。
分かりますかね。楽しいからやってるだけですよ!😆
